新・群馬県総合計画(基本計画)
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•加速する社会資本の老•社会資本ストックの増加による日常点検・維持管理更新業務の増大•自動車を使えない県民が安全で快適に外出することが可能になっている。•物流・人流を支える道路ネットワーク整備が前進するとともに、都市・地域間の連携が強化されている。•交通人身事故発生件数が大き•公共交通の衰退など自動車を使えない県民•物流ニーズの変化と周遊性の低い広域観光•人口減少の進展により市町村単独では維持が困難になる医療、福祉、商業などの生活に必要な都市機能•全国ワースト上位の交通人身事故発生件•まちの拡散がストップし、コンパクトでにぎわいのあるまちになっている。•市街地の拡散と低密度化による行政コストの増大とコミュニティの希薄化•景観や暮らしやすさが向上し、皆が誇りを持てる地域になっている。•豊かで美しい自然を保全し、将来に引き継ぐことで、地域の愛着や誇りが醸成されている。•空き家・空き地の増加などによる生活環境の悪化と地域の魅力の低下•河川の水質の改善により、県民の生活環境を守るとともに、より良質な水資源を首都圏へ供給している。•温室効果ガスの排出削減により地球温•失われつつある群馬の自然•遅れている水質環境の改善•進行する地球温暖化数朽化の移動手段の減少就業者の減少や高齢化が進行する建設産業厳しい財政状況の中、社会資本の老朽化や劣化を原因とする事故を防ぎ、県民の安全・安心な生活を守るとともに、メンテナンスに係るトータルコストの中長期的な縮減、平準化を図るため、持続可能で効率的なメンテナンスを推進人口減少と高齢化が同時に進行する局面でも、誰もが生活に必要なサービスを持続的に享受できるよう、効率的で快適なまちづくりの促進に向け広域的な観点から市町村のまちづくりを支援将来の県民に良好な環境を引き継ぐため、「自然環境の保全」や「健全な水循環の維持・回復」を推進するとともに、温室効果ガス排出量実質「ゼロ」を目指し、地球温暖化対策を推進社会資本の整備と維持管理の担い手であるとともに、地域の安全・安心の守り手として欠くことができない建設産業の健全な発展に向け、働き方改革や現場の生産性の向上、さらには魅力の発信に取り組み、担い手の安定的かつ持続的な確保・育成を支援現状の課題施策の方向性人口減少と高齢化の更なる進展による交通需要の変化に対応した「誰もが安全で快適に移動できる社会」の実現に向けて、多様な移動手段を確保するための取組を推進10年後に目指す姿社会資本の機能が維持され、安全で快適な生活基盤が提供されている。く低減されている。暖化が抑制されている。建設産業の持続的な発展が図られ、社会資本の整備や維持管理体制と災害時に迅速な対応ができる体制が維持されている。89  多様な移動手段の確保住み続けられるまちづくり美しく良好な環境の保全社会資本の整備と維持管理の担い手の確保・育成県土整備持続可能で効率的なメンテナンス

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