新・群馬県総合計画(基本計画)
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~■自立について■~■ビジョンでは「自立」がキーワードのひとつになっています。それでは「自立」とは何でしょうか。私たちはさまざまな関係の中で生きています。産業も同様です。地域内だけではなく域外とのやりとりで経済は成り立っています。私たちが目指す「自立」は、独立・孤立ではありません。「自立」とは、特定の関係に過度に依存せず、多様で開かれた関係性の中で、主体性を発揮できることだと考えます。■つまり、「県民の自立」とは、決して県民に■人で生きていくことを強いるものではありません。「自立」に至るまでの寄り添った関係性や、失敗したときのセーフティネットも、「自立」のための重要な要素です。■また、「産業の自立」も決して域外との関係を断った独立・孤立主義を目指すものではありません。域外の複数の国や地域と開かれた関係を結びながら、域内に強い産業を作ることが重要です。■さらに、「地域の自立」は、エネルギーや食、生活必需品などの分野で特定の外部に過度に依存することなく、域内での循環を高めることです。また、共創のプラットフォームにより公的サービスの持続可能性も確保することです。■13  持続可能な自立分散型の社会■~持続可能性の軸~■■自立分散型社会のもうひとつの姿が持続可能な自立分散型社会です。いくら新しい価値を生む産業があっても、地域として持続可能性がなければ将来世代は幸福になることができないでしょう。将来世代に残す価値があり、実際に残すことができる群馬県とはどのような姿なのでしょうか。■変化の見通しでみたように、今後20年間の最重点課題のひとつは人口減少です。人口減少下にあっても持続可能であるためには、埋もれた才能を発掘する「県民の総活躍」が必要です。家事・育児時間が長く活躍を阻まれる女性、貧困の再生産により活躍のチャン

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