新・群馬県総合計画(基本計画)
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100 第5章 地域の土壌と施策展望   地域の土壌前橋地域の土壌と施策展望市町村:前橋市      域内人口:336.1千人 / 域内面積:311.6㎢自然赤城山県民から親しまれ、日本百名山にも数えられる赤城山は、首都圏からアクセスもよく、山頂の「白樺牧場」はレンンゲツツジの名所として知られるほか、近年は豊かな自然環境を生かした体験型観光にも人気が高まりつつあります。(わかさぎ釣り、キャンプ、登山、スノーシューなど)また、広域循環型観光としても日本で有数の最適地であり、南麓には「赤城南面千本桜」、「ぐんまフラワーパーク」、赤城温泉郷などの名所・施設にも恵まれています。文化スポーツ敷島公園陸上競技場では「ザスパクサツ群馬」の試合が、前橋市民体育館では「群馬クレインサンダーズ」の試合が開催されるほか、「まえばし赤城山ヒルクライム」には全国から多くの参加者があるなど、スポーツの街としても知名度を高めつつあります。文学・アート・学術前橋文学館やアーツ前橋、県立図書館、文書館などの文化・芸術施設が多く、「朔太郎音楽祭」など芸術活動も盛んです。また、市内の大学(群馬大学、県民健康科学大学、前橋工科大学、共愛学園前橋国際大学、共愛学園前橋国際大学短期大学部、群馬医療福祉大学、群馬医療福祉大学短期大学部)と、前橋商工会議所、前橋市によって構成される「めぶく。プラットフォーム前橋」などの産学官連携も進んでいます。歴史歴史を語る古墳大室古墳群、総社古墳群、朝倉・広瀬古墳群など、かつて東国の中心であったことを示す貴重な古墳が数多くあり、全国からも再びその価値が見直されています。先駆的な前橋出身の偉人新陰流の祖である上泉伊勢守、老農として農業の近代化に貢献した船津伝次平、日本近代詩の父である萩原朔太郎など、先駆的な取組をした偉人を多く輩出しています。生糸の市(いとのまち)の発展から県都「前橋」へ日本で最初の器械製糸工場が前橋に建設され、養蚕・製糸業が栄え、全国有数の生産量と高い品質を誇った前橋の生糸は、明治時代には貿易品として海外へも輸出され、日本の近代化に大きな貢献をしました。また、その製糸業の繁栄が県都「前橋」の基礎となり、今日まで群馬県の政治・経済・文化の中心として発展してきました。豊かな水辺環境・公園緑地坂東太郎として知られる利根川や市内中心部を流れ周辺が市民の憩いの場となっている広瀬川などの水辺環境に恵まれており、敷島公園・ばら園や前橋公園などの緑豊かな公園も各地に整備されています。また、前橋公園には国指定重要文化財の「臨江閣」や児童遊園地「るなぱあく」も隣接しており、周辺一帯が市民から親しまれています。食文化赤城山南麓を中心に養豚が盛んでブランド銘柄も多いことから「■■■■■■のまち前橋」として豚肉料理を観光業と行政が連携して■■しています。また、「焼きまんじゅう」やうどんなどの粉食文化が根付いているほか、 ■■年以上の歴史がある大島梨などの特産品があります。

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