新・群馬総合計画_ダイジェスト版
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AB8持続可能な自立分散型の地域社会B始動人知事解説「快疎」な地域で「始動人」を育成し、その「始動人」がさまざまな分野で活躍するとともに、「官価値を生む自立分散型の地域社会官民共創コミュニティ 自立分散型の社会を実現するためのもう1つの軸は「SDGs軸」です。いくら新しい価値を生む産業があっても、地域として持続可能性がなければ将来世代は幸福になることができません。ビジョンでは持続性を維持するために必要な3つの要素を示しています。1つは、埋もれた才能を発掘する「県民総活躍」。2つめは、地域内の資源と資金の循環を高める「地域経済循環」。そして3つめは、産学官民が多様な分野で連携し、地域の課題を解決する「官民共創コミュニティ」です。地域の好循環で新たな価値を生む価値を生む力(価値創造軸)レベル3:デジタル×文化×人レベル2:デジタル化2020年の東京レベル1:大量生産型社会レベル1:密・密な空間民共創コミュニティ」の中核になっていく。こうした好循環をつくっていくことが、群馬県に人々を惹きつける、新たな価値や富を創り上げていくことにもつながります。官民共創コミュニティ2020年の群馬レベル2:レベル3:+防災・医療開・疎な空間密・密な空間効率性を追求した、従来の都市型空間で構成された社会ー密閉・密集の空間対感染症の安全性を重視し、より自然に近い空間で構成された社会-開放・分散の空間県民の幸福度向上2040年の群馬レベル4:+社会持続性安全性・持続性(SDGs軸)レベル1:レベル2:開・疎な空間県内各地で共創を生み出しましょうぐんまSDGsイニシアティブの推進レベル3:+防災・医療最新の技術・知見を取り入れる企業・NPO等行政はプラットフォームとして場を提供長期持続性を確保した社会ー県民総活躍ー地域経済循環ー次世代ローカルガバメント命を支える環境とインフラを兼ね備えた社会ー災害発生の少なさ+ハードソフト防災体制ー健康寿命の長さ+医療体制私たちが目指す「自立」は、独立・孤立ではありません。「自立」とは、特定の関係に過度に依存せず、多様で開かれた関係性の中で、主体性を発揮できることだと考えます。県庁舎32階官民共創スペース「NETSUGEN」安全性・持続性(SDGs軸)レベル4:+社会持続性県民が直接参加し、県民・関係人口現場の課題を汲み取る大学・研究機関最新の技術・知見を取り入れる県庁・市町村官民共創コミュニティ持続可能な自立分散型の社会自立について「官民共創コミュニティ」が100年持続する公共をつくる 今、世界中で、産学官民が多様な分野で連携し、地域の課題を解決する挑戦が進められています。ビジョンでは、こうした取組を改めて「官民共創コミュニティ」という言葉で表現しています。官民の力がつながることが、公共にイノベーションを生みます。共創の重要性を再認識し、県内各地でこの活動を加速させていきます。この中核的な拠点として県庁32階に官民ネツゲン共創スペース「NETSUGEN」を設置しました。

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